【河北省石家庄市】出張ついでの日帰り旅 -人生初のロバ肉体験-

みなさん、こんにちは。ブロガーのゆき(@yukiblog-cn)です。
今回の旅行記は【河北省石家庄市】です。私が出張で滞在していた北京市から新幹線(高速鉄道)で約1時間程度の場所です。

地名表記 日本語 中国語
簡体字 繁体字 発音(カタカナ表記) 発音(カタカナ表記) 発音(ピンイン表記)
河北省 河北省  カホク省 フーベイシェン he2 bei3 sheng3
石家庄市 石家庄市 セキカショウ市 シィージアージュアン shi2 jia1 zhuang1 shi4

       

河北省石家庄市 日帰り旅行プラン


1日目
(2024年3月31日)
6:20
北京西駅到着
・荷物検査、チェックイン。
・約1時間の高速鉄道移動。

8:30
石家庄駅到着
・タクシーで1時間ほど目的地へ移動。

9:30 ~ 10:30
正定古城 散策
・歴史ある古城跡を散策。

11:00 ~ 11:30
正定栄国府 散策
・国家AAAA(4A)級旅游景区。
・中国ドラマの撮影スポット。

12:00
昼食
・昼食は北方地方でよく食べられるロバ肉。

13:00 ~ 14:00
河北博物館 散策
・河北省最大の博物館。

15:00 ~ 16:30
ショッピングモール散策
・館内のカフェで一息。

17:30 ~ 18:30
火車頭步行街 散策
・歩行者天国でぶらぶら。

21:00
北京西駅到着

 

河北省石家庄市 日帰り旅行記

1日目(2024年3月31日)

北京西駅に到着

6:20 北京西駅到着
今回は北京出張中の週末を使って弾丸日帰り旅行。そのため、宿泊中のホテルから出発します。
3月の北京はまだまだ寒く、ダウンコートがないと凍え死んでしまうレベルです。
高速鉄道で北京西駅から1時間ほどかけて石家庄駅に向かいます。

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宿泊ホテルの入口。
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宿泊ホテルの目の前の道。冬の雰囲気。
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朝の北京の道路。空気が澄んでいる。
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北京西駅の入口。
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高速鉄道の車窓。朝焼けが綺麗。

石家庄駅に到着

8:30 石家庄駅到着
朝が早いのであまり人がいません。駅に着いたあとは地下に下り、タクシーで最初の目的地に向かいます。

歴史ある広大な城跡、正定古城を散策

9:30 ~ 10:30 正定古城を散策
最初の目的地は、正定古城です。ここは1600年もの歴史がある場所で、周囲12kmもある広大な古城跡のようです。中でもその形が特殊らしく、月のような形状は、北京などの王都を除くと非常に珍しいようです。
実際に歩いてみると、情報通り散策しきれないほど広く、その大きさに圧倒されました。
古城の周りもかなり広大な敷地が広がっていて、歴史的な塔や飲食店が立ち並ぶ道路もあった。

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正定古城の門。記念の年なのか派手に装飾されていた。
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城壁の上まで登ってみる。
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城壁の上にもこういった建物がある。
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城壁の上から見える光景。
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古城跡の内側に入ってみる。めちゃくちゃ広い。
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城壁の上に巨大な兵士の像。
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立派な門口。通過するときワクワクした。
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上から見下ろすと広さがよりわかる。
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歩いても歩いてもまだ続く城壁。
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駐車場もめちゃくちゃ広い。
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川を挟んで向こうには商店街が見える。
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城壁の下を散歩中。梅かな?
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漢服レンタルをしている若い女性たち。
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おなじみのラッキンコーヒー。景観を意識しているためか落ち着いた配色。
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古城跡周辺の観光地図。
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変わった形の塔。有料で面倒だったので中には入らず。
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開放的な空間に塔がいくつも建造されている。
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中国のいたるところにある社会主義の文言。
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下から見ると圧巻。
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"こんなに近くにこんな美しい場所が、週末は河北へ"
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カバ?ワニ?なんだろう

ドラマのために建設された?正定栄国府を散策

11:00 ~ 11:30 正定栄国府 散策
続いて、正定古城の敷地内から少し離れた場所にある正定栄国府に来た。
ここは古来の骨董品や建物などが集められた施設で、中国の古典「紅楼夢」に登場する「栄国楼」を基に設計・建築されたそうです。また中国のドラマの撮影スポットとしても有名な場所らしい。



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正定栄国府の正門。立派である。
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正定栄国府のチケット売り場。
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正定栄国府の地図。
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蝋人形が展示されているスペース。
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間近で見るとちょっと怖い。
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西洋風の家具やアンティーク。
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曹雪芹(ツァオシュエチン)という有名な小説家の記念館。
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中には小説や像が展示されていた。
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あまり中国の感じがしない雰囲気。
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大きな池があり鯉がたくさん。
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自分の名前が刻まれた石を探すお土産。中国各地でよく見る。
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同じく名前が刻まれた勾玉?このタイプは初めて見た。
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高尚すぎて理解ができなかった。

人生初体験!ロバ肉(驴肉)を実食

12:00 昼食
この度の一番の目的は昼食でした。どうやら中国の北のほうではロバ肉を食べる機会が多いということで、地元グルメをいただくためタクシーで店の前へ移動。特に有名なのが、驢肉火焼(リューロウフオシャオ)という料理。ハンバーガーのように、烧饼というバンズのようなものにロバ肉をはさんで食べるものだそう。

さっそく店に入り、驢肉火焼を注文してみる。スープもおすすめとのことで追加した。
見た目は牛肉に近い感じ、おそるおそる食べてみると、全く臭みがない!しかも脂身も少なく非常に食べやすい!ロバ肉と言われなければ気づけないレベル。予想外の美味しさに一瞬で平らげてしまった。

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お目当ての驢肉火焼。2つ注文した。見た目はとても美味しそう。
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店員さんにおすすめされて注文したスープ。
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スープの中にはロバ肉が。牛肉と見分けがつかない。
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店の入口。かなりのローカル店だが人気店のようだった。

河北省最大の河北博物館を散策

13:00 ~ 14:00 河北博物館 散策
食後の運動に徒歩で河北博物館に移動。中国には30の省がありますが、各省には一つずつ代表的な博物館がある。この河北博物館は、河北省を代表する博物館。
あまり歴史が得意ではなく、展示物の細かい説明はできないが、日中戦争に関する展示物があり日本人としては複雑な心境だった。



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河北博物館の前の広場。めちゃくちゃ広い。
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河北博物館の正門。ものすごく高さがあり迫力がすごい。
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入口付近の受付カウンター。
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長い一本の絵画作品。色合いが綺麗。
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何の動物だろう。
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中国らしい綺羅びやかな展示物。
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博物館の中に鳥居のようなものがある。
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女性用の漢服。このタイプが一番漢服らしいと思う。
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太極拳に関する紹介パネル。いくつか流派があるらしい。
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太極拳の実演映像もある。正直この展示物が一番興味深かった。
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博物館の中に郵便局があった。
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世界の偉人のセリフをコミック風に展示している。
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巨大な壁画。
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日中戦争に関する展示物。

ショッピングモールで一息

15:00 ~ 16:30 ショッピングモール 散策
歩き疲れたので、近くのショッピングモールで休憩。内装は中国によくある感じで、飲食店や雑貨店が立ち並び、若者もたくさんいる。

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ショッピングモールの外観。めちゃくちゃでかい。
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大量のカピバラグッズ。かわいい。
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なにやら綺羅びやかな書店を発見。
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中はかなりおしゃれな雰囲気。全部購入可能な本。
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休憩でぶどうジュース。このチェーン店は美味しい。

歩行者天国でぶらぶら散策

17:30 ~ 18:30 火車頭步行街 散策
最後に高速鉄道の駅から比較的近い距離にある火车头步行街に来た。ここはいわゆる歩行者天国で、様々な屋台があり賑わっていた。夕食はあまりピンとくるものがなく、マックを食べた。ちなみにマックは日本と全く同じ味、安心する。

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火車頭步行街の入口の門。
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おそらく火車頭步行街のメインスポット。ちなみに火車は中国語で火车で列車の意味。
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何かイベントがあるのかもしれない。
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巨大なお菓子専門店。安いのだろう。
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日が暮れてくると人が増えてきた。
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久々のマック。異様に辛かった(食べかけですみません)。
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日が暮れるとライトアップされた。

日帰り旅行を終え北京のホテルへ

19:30 石家庄駅到着
21:00 北京西駅到着
無事に旅を終え、再び高速鉄道に乗り、北京のホテルに帰った。ほぼロバ肉目当ての旅となったが、大満足。まさかこんなに食べやすく美味しいとは思わなかった。きっと新鮮な肉を使っているんだろう。日本でも食べられる場所はあるのだろうか?

北京出張という機会を使った弾丸日帰り石家庄旅行は大成功でした。

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石家庄駅の外観。夜だとより一層綺麗。
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マックが辛かったのでバナナチョコアイスで口直し。
 

河北省石家庄市 日帰り旅行費用

項目 詳細 単価(元) 人数 計(元)
交通費 新幹線(高速鉄道) 北京西駅~石家庄駅 143 1 143
新幹線(高速鉄道) 石家庄駅~北京西駅 129 1 129
タクシー 80 1 80
レンタル電動バイク 5 1 5
レジャー費 正定栄国府 入場チケット 40 1 40
食費 昼食(ロバ肉) 65 1 65
夕食(マック) 38 1 38
合計(元) 515
合計(円) 10,300

本記事が、中国への旅行や駐在を考える方にとって有益なものになれば幸いです。

それでは!

ゆき